昨日の続き

 前作「04」からなのですが、飛行中の視点変更に「コクピット内映像」が加わりました。実際にパイロットになった気分満々に楽しむ事ができるのですが、こうなると並列複座式コクピットのイントルーダーは視点が左側に寄っているので操縦しにくくなるという罠が……そのへんは愛でカバー?そうですか。
 でも個人的にはF-5の機首に機銃がちゃんと描き込まれてて、ちゃんと発射炎も出てたのが良かったなあ。

 さて今作「5」でもうひとつ変わったのが、ガンサイトの出現位置。
 敵が機銃の射程内に入ると自動的に表示されるガンサイトですが、A-10やF-4Gなど地上攻撃用の機体においては今までと異なり、機体進行方向のやや下に表示されるようになりました。
 これがどういう事かと言うと、地上掃射の難易度が大幅低下したというわけなのです。今まではガンサイトが機体進行方向と同一だったため、戦車やトーチカなどの地上目標を掃射するのに絶えず墜落に注意しつつ飛ばねばなりませんでした。しかし飛行方向とわずかにずらす事によって照準がしやすくなり、地上目標に対する機銃での攻撃(それこそがメインの攻撃手段ともいえるA-10系列機において特に)がやりやすくなっているのですねえ。機首を引き起こす余裕があるし。というかA-10だけ機銃の攻撃力が3倍くらいでもいいかなあなどと思う。

 しかし前にも書いたけど、何週目のプレイでも最初の数ミッションをF-5でこなさにゃならんのはきついなあ。いや、クリアできないわけじゃないんだけど(その辺の難易度調整は流石)。
 でもこのシリーズ(3を除き)、意外と架空機体が少ないんですよね。同じジェット戦闘機のシューティングゲームでもエアフォースデルタのはっちゃけぶりとは違う感じ。もちろんエアロダンシングのストイックさとも違う。このへんのさじ加減の上手さがこのゲームの上手さなのかもしれないな。