調子付いてた小さな自分、風に遊ばれて
意外といい曲なんだよね。ホント。
種デスに強制労働&虐殺のシーンがあったとか。
最初は目を疑ったね。あ、直接見たわけじゃないから正確には「耳を疑った」になるのか。まぁそれはともかく。
先だっての政略結婚ネタといい、M澤の好みは現代とマッチしてないな〜。「主人公正しい事やってるよ!」の主張に強制労働ネタを持ってくるとは。60年前じゃあるまいし、現地民にツルハシとシャベルで陣地(基地という表現は適当ではあるまい)作らせるなんて非効率的なマネ、現代戦を少しでもかじったなら出てこないぞ。100人の現地民より10人の工兵、10人の工兵よりも1台のブルドーザー、ましてコズミック・イラの世界にはモビルスーツなんていう便利な機械があるんだから、そっちを使うのが自然ってもんだ。
……SEEDスタッフ、まさか「工兵」という兵種があることを知らないとか言わないだろうな(汗)
まぁ、今更SEEDの戦争観についてああだこうだ言っても始まらないというのは確かにそうなんだけれども、ここまであからさまに『戦争ゴッコ』されるとなぁ。シリアスに見せようと頑張ったアスランの「ヒーローごっこじゃない」発言にしたって、自分から見れば「それをお前が言うかお前が」というギャグにしか見えない。
「あぁ、結局戦争についての描写なんかはどうでもよくて、ただ美形キャラと美形キャラがシリアスぶってるところを描きたいだけなんだなぁ」と、何だか疲れてしまうのである。
スタッフに軍事評論家並みの知識を持つべきだと言うつもりは無いが、作品を作ってメシを食う職業に就いているからには、本の一冊や二冊読んで、勉強するべきなんじゃなかろうか。徒に数字と横文字ばかり並べるのなら、誰にだって出来る。
それができないなら、やめてしまえ。