この世界の片隅で今日も生きている、君の心に雨が降らないように

 何度も言ってますが色々忙しくてろくに更新できてないです。ハァ……


 気を取り直して、ローレライを観てきました。
 知ってのとおり某リファインのメンバーから教えられて以降福井晴敏の(にわか)ファンとなったため、もちろんハードカバー版で持っているわけですが、果たしてコレが2時間映画に収まるのだろうかと言いたくなるほど壮大な話なので、当初は結構不安でした。キャラの設定と配置も異なった部分が多かったし……。

 まあそれは杞憂でした。言ってみれば映画版は「原作小説の面白い場面だけを抜粋して凝縮した」バージョンと言えるでしょうね。ただ折笠とパウラが心を通わせていく描写はもっと長いスパンが必要だったのではなかろうかと思います。
 なので、映画版だけ見てちょっぴり不満を感じた方は小説版を手にとって見てはどうでしょう。今だったら文庫本でも出ているのでリーズナブルでしょうし……。



 個人的には敵艦がフレッチャー級駆逐艦だけだったのが不満。クリーブランド軽巡とかバルチモア級重巡とか、大型艦にもお出まし願いたかったなあ……。